Renlie's log 2

東京で活動する音楽/言葉/お菓子作家・蓮理のブログです。

インアウト。

インプットとアウトプットのバランスは大事だ。
本当は少しずつ吸収して少しずつ出せたら、
そしてそれを継続させられたら一番いいのだと思うけど、
未だかつてそんなことができたことはない。



出すときはひたすら出し続けて、枯渇して初めて気づく。
私何もなくなってる!と。
物事のタイミングは不思議だ。
あんだけ熱を上げていたものが、急に冷めて見えてくる。



先月は週1本くらいのペースで、そして先週は週4本のライブをやってみて、
それ終わってから久しぶりに出したなーという感じに襲われてる。


曲もライブ全体の流れとかも固まってなくて、できたやつをひたすら出していって…っていう
2曲ずつとかのオープンマイクであればここまで疲れたりしなかったかも知れないけど。
本の時間が長いライブをやってみたり、
曲数も増えて曲と曲の組合せを考えたりして、とかやってみたらなかなか大変でした。
当たり前のことなんだけど、続けてみないと分からないことですね。
初めて会う人ばかりのところで、どの曲をやれば一番聴いてもらえるのか、とか。
ここにいる人にはこの曲聴いてほしいなとか。
MCとかもそう。
できれば一回くらい笑ってほしいし、少しくらい残ってほしいから、
気づいたら曲中に「次何言おう」って考えてることも結構あった。
バンドよりも、コミュニケーションがダイレクトな気がするんだよね、弾き語りって。


あと、恐らく同時並行して、仕事も兼ねたいろんな人への
インタビューを重ねていたのも出したなーという感慨の原因。
人に話を聞くときって、結局自分が何かを得ようと思わないと意味がないから
聞いてる間中全力で考えたりしてるんだよね。
次に何を聞こう、この人だったらこれ聞いておかないと、とか。
掘り下げていって止まらなくなるくらい、勢いのあるインタビューであったことがうれしいし、
それくらいじゃないと自分の記憶にも残らないし、やった意味ない気がするし。



でも、全てにおいて、
もっと根本的な精神面では、単純に楽しめるようになってきてる。
もっと自然になりたい。
できるようになること、は多分いつか自由になれることだと思うから。





そして、別件でとても考えさせられることもあったので、
ちょっと今週はお休みしようと思います。
いろいろ、ライブ見たり、一人でじっとしたりして、何曲かできればいいな。
バンドもまた動くしね!