Renlie's log 2

東京で活動する音楽/言葉/お菓子作家・蓮理のブログです。

インディーズ電力/うつみようこ&YOKOYOKO BAND。

昨日は、代々木ZherZherZoo にて
<8th anniversary KEEP ON MUSIC〜It still goes on!>
インディーズ電力(佐藤タイジ、高野哲、うつみようこ
うつみようこ&YOKOYOKO BAND(クハラカズユキ、グレートマエカワ、竹安堅一、うつみようこ
というライブに行って来ました。


こういう仕事を始めてから良くも悪くも行く公演の範囲が広がって、
たとえば今週だと
月曜日はライブハウスのライブ
水曜日は某テーマパーク
金曜日はラジオDJの方と作家さんのトークショー
土曜日は演劇
のように多岐にわたるようになっているのですが、
ライブハウスのライブ、という自分にとってかなりホームに当たる公演に行く機会が
やっぱり学生時代よりは減ったなというのが正直なところ、とても寂しい。


たまに行く度に「私はこれだな」と確信を覚えるくせに
それだけ確固としたものがあるくせに行かないという。
罪悪感というか、自分はなんて遠回りをしているんだ、と毎回思うのです。
でも他の公演が嫌いなわけじゃないし…
本当に時間とお金さえあれば毎日でも行くのに!というジレンマです。




で、やっぱり昨日も、忘れかけていたものを取り戻す+本当に行ってよかったと思えるひとときでした。
3月11日に、なんだか一人で練習したりするのも違うような気がして、
それで見つけたのがこの公演だった。
2011年3月11日にうつみさんがライブやってたのが代々木ZherZherZooだったそうで、
昨年も今年も、ここでライブやってるそうです。



高校生のとき地元のスタジオ・Bass Cultureにて店長から
「これぶちかっこえーから聴いてみ!」と言われ、ボ・ガンボストリビュートの
「絶体絶命」(うつみようこ & マチルダロドリゲス名義)を聴かされて以来
私の頭の片隅を独占し続けているうつみようこさん。
その彼女が参加しているバンド、2つとも見れるなんて…それだけでも超贅沢なのに。


インディーズ電力(佐藤タイジ、高野哲、うつみようこ)については加えて
UNITにいた頃はSUN PAULOでよく出演して下さっていた佐藤タイジさん(THEATRE BROOK)、
ZIGZOのメンバーでもある高野さん。


うつみようこ&YOKOYOKO BAND(クハラカズユキ、グレートマエカワ、竹安堅一、うつみようこ) は
thee michelle gun elephantThe Birthdayクハラカズユキさん、
フラワーカンパニーズのグレートマエカワさん、竹安堅一さん。
ソウル・フラワ・ユニオンのオクノシンヤが加わるとYOKOLOCO BANDになり、
いない状態だとYOKOYOKO BANDだそうです。
知らなかった。。



インディーズ電力は、
「音楽業界にメジャーとインディーズがあるように、
 電力会社も一社独占でなく自分たちで選べるように!」というメッセージを込めて
東日本大震災後に結成されたバンドらしい。
去年Solar Budokan(@武道館)もあったね。


うつみさんが社長、タイジさんが専務、高野さんが常務、お客さんが社員、
曲は社歌+半分くらいはカバー。
そして持ち時間の半分くらいはしゃべりにて進行。
でもこの3人のやり取りというか、絶妙な間というか、ただ、ひたすら面白かった。


社会的メッセージ性のある音楽って、もはや私たちの世代では耐性がないというか、
慣れてないな、というのが自分の肌感でも分かる。
だけど、それを押し付けるのではなく提示してくれてるあの感じは、
「自分たちにはないけど、ほしいもの」だと思った。


カバーひとつとっても日本語詞つけてたり、
なによりあの3名のコーラス、圧巻。
全部がまっすぐ飛んでくる。不安になる、他のこと考える隙なんてない。
知っている曲のはずなのに、それが完全に彼女たちの自由表現のツールになっている。
自分がカバーやるとき、いかに原曲に引っ張られてしまっているか。
カバーって、誰がやるかによってこんなにも作り変えられていいものなんだという衝撃。
身に染みました。



うつみようこ&YOKOYOKO BANDは、
これまでのインディーズ電力のゆるさを一瞬で断ち切るような激しさ。
バンド!ってこうだよな!っていう私の中のイメージをそのまま。
あの太い、芯の通った音は、最近の若いバンドではなかなか出せないと思う。
ギターもベースも、好みというものがあるとしたら私は大好きな音です。


そして、負けないうつみさんの声。
絶対負けない、いや、ちゃんとそのバンドの音の上にいる。
決して高い声ではないはずなのに、あれだけ轟音の中にいて、
ちゃんと光を放っている。
特に圧巻だったのが最初の3曲目くらいまでの激しい曲の連続。
AC/DCの曲もやってたけど、あれは鳥肌通り越してなんか口が塞がらなかった。
普段アンプラグドでばかり彼女の声を聴いていたせいもあるんだけど、
でも彼女からしたらこっちが真髄なんだよな。
これまで聴いてこなかったとか、もったいないことした。


クハラさんの演奏は、私たち世代のどれだけが影響受けてるんだ?って。
実はじっくり見たことなかったと思うんだけど、
あれ、このフレーズ、このたたき方どっかで見たことあるようなってなると
大概知り合いのドラマーのプレイの記憶で、
そういえばあの人ミッシェル好きだったなー…と行き着く。
偉大さを感じました。
MJQでのクハラさんも見たいな。


最後の方にはもう、私バンドやりたい!とかギター弾きたい!とか
私が諦めさえしなければあと50年くらい音楽やることだってできるんじゃないか?とか
謎のポジティブシンキングがあふれ出してきてました。
あと作りたい曲のイメージもたくさん生まれた。
帰り、電車止まってたけど意識が別次元に持っていかれてたせいで
なんとも思わなかったくらい。




ああほんと、次はYOKOLOCO BANDの方で見たいな。
そして、こんなに素敵な世界があるんだよっていうのをもっと若い人にも知って欲しいな。
いろんな自由を、全身全霊で表現してくれる人がいるよって。
その裏にある人生をかけた説得力は、きっと若い世代にはないものだから。



興奮で読みにくかったらごめんなさい。
とにかく楽しかった!ありがとうございました。

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