曲解説:下の紫陽花、上の空
大きな別れの直後、体が重くて、頭の中は真っ暗で、それでも日常は迫っていて。
何も新しいことを考えられる状況じゃなく、立っているのもやっとで、
ただ、電車を降りた駅の光景や、やたら晴れていた景色の断片だけが残っている。
長い長い葛藤があったのも本当だし、この選択が正しいのかどうかも自信がない。
整理がつかないけど、とにかく行かなくては。
という状態をそのまま書きました。
サビだけ何度作っても気に入らず、2年くらい思い出しては作り直してきて、やっとできました。
決して誰かを励ますような曲ではないけれど、
誰かの痛みに重なっていく部分があればと思います。
私は、この曲があるから、忘れないでいられることがあります。
そういえば、最初にアップしたとき曲が暗すぎていろいろ感想をいただきました。
爽やかな朝に聴くのはやめましょう!