Renlie's log 2

東京で活動する音楽/言葉/お菓子作家・蓮理のブログです。

うたとさけ。

主に弾き語りでオープンマイクなんかに出てる時の話ですが、
歌う前にアルコールを入れてしまって良いものか毎回悩みます。

がっつりバンドでライブのときや、弾き語りでも演奏時間が長いときは
基本的には歌う前には飲まないようにしてるんですが。

なんというか、オープンマイクになると話が別なのだ。

この悩みのきっかけになったのは、
去年、とある個展のセレモニーで歌わせてもらった際のこと。
セレモニー故に歌う前からかなりのお酒が用意され
それまで頑なに歌う前は飲まないものだと思ってきたのを破ってしまい、
軽く飲んでから歌ったら、なんとこれまでで一番声の調子が良かったのです。

多分、緊張からくる喉の不安定さが
若干陽気になったせいでなくなったからだと思われる。

そして、それまで頑なにダメだと思ってきたからこそ
このことが非常に印象的で。
そこから毎回、オープンマイクのときには
軽く飲んでから歌うべきか考えるようになったのです。

特にオープンマイクは出順がかなり遅くなることも屡々なので
待ってる間に飲めない手持ち無沙汰感があるのも一因。



その去年の出来事から早数ヶ月。
苦悩の末、何度か飲んで演奏したり
飲まないで演奏したりして最近気付きつつあることは
「一杯までなら気持ちよく成功することが多いが、
それ以上飲むと集中力散漫になり失敗する」
ということですね。

このバランス!
めっちゃ難しい。

私のベストコンディションは果たしてどこにあるのか。
まだ暫く歌と酒の関係性には悩まされそうです。