「本能と官能」ありがとうございました。
「本能と官能」ありがとうございました。
思い描いたとおりに、いやそれ以上の、濃さと、愛しさと。
最初から最後まで、できるだけ出演者の方の近くで、
写真も撮らせてもらいながら見ていた。
意識の奥底にある澱を、吐き出して歌う姿を。
きれいに飾るのではなく、内臓まで飛び出てしまいそうな勢いで「出す」。
この表現が、こんな表現でひとの心を動かす彼女たちが、本当に好きで。
最近演奏する前に緊張することなんてなくなっていたのに、
久しぶりにこの日は震えた。
出ていくのが怖いとかではなく、この中にいられて幸せで、
そして終わってしまいことが怖かったんだと思う。
演奏中、自分の勢いに、中にいる別の自分が押し出されて、
ふっと幽体離脱したような感じになった。
体中が熱かった。
楽屋も楽しかったなー。
こういう話してもいいのかな、とか考える煩わしさとかなかった。
自然に話せる、そして聞きたいと思える人が集まるってすごいことだと思った。
本当に一瞬で過ぎ去ってしまったけど、きっとまた会えると、
そしてここで始まった関係は続いてくれるような気がしてる。
出演者の皆様、あの場をご覧いただいた皆様。
本当にありがとうございました。
またね。