残すために書く。

最近心がざわざわするのは

残すために書くと決めたからだ。

欧州を歩いてる時にふと思ったのだ。

ずっと理由を探してて

そんな理由なんて見つからなくて、

でもなんでやってるの、

大事なこともっとあるんじゃないって言われて

でも理由なんてないのに、

やめることなんてできないんだ。

残したい、このざわざわした感じを。

私がちゃんと、周りに左右されずに

自分はこうなんだよ、どう？って言えるように、

ざわざわしてても、意味がなくても、不安定でも

それでも残してきた、とそれだけはあるように。

京都に来たよ。

ギター練習しなきゃって思いながら、

どうやったらもっと自分の好きな声で歌えるんだろうって考えながら、

お菓子作ってる暇があったら練習しろって言われて悲しかったことを引きずりながら、

大好きな人を心配しながら、

少しだけよく眠って目を覚まして、

家族に誕生日おめでとうって言われて

弟とやりとりしていたら急に行きたくなって

京都に来たよ。

ふらふらしてるよ。

でもこの時間を少し気に入ってるよ。

私はきっと、判断できる。

できることを、やりたいことを、合わないことを、あやしい人を。

細かい間違いはしても、

この土台は、今までの30年間の土台は、

家族や周りの人たちがたくさん教えてくれてできたものだから、

もう少し自信を持っていいと思ってる。

残すために書くよ。

私は、それが好きだから。

やめられなかったことを、やめたくないから。